よもやま話と家族のこと。おかいさんのブログです。 動画はクリックすれば再生します。 写真は大きくなります。

2013年8月29日木曜日

少年Hという映画を見てきました。

この本が出版された時にベストセラーになったので買って読んでよかったので子供達にも相方にも読ませたのを覚えていますが映画を見て内容は少しも覚えていなかったなあと感心してしまいました。今本を見てみると1997年第一版です。娘が孫を連れて見に行きたいというので相方にも誘われてしぶしぶ付いていったのですがとても良かったです。
母親に戦時中の話を聞かされたり本を読むようになってから色々な書物を読んだりして当時の事を少しは知っていて子供達にも知っている事を少しは話しながら育てたつもりですが私の母親のように実際に体験している人間の 様には話をする事ができません。
私が生まれた翌年に大阪大空襲があり私を抱いて近所の人達と防空壕に逃げ込んだ事、周囲が炎に包まれそのまま防空壕にいたら丸焼けになると皆で防空壕からとび出して逃げた事。逃げる途中で爆風で飛ばされて四橋の上で私を抱いて転がった事その時に負った右腕のやけどの跡を見せながら母親がよく話をしてくれました。
映画を見ているとその当時の事で小学校の5年と6年になる孫達にはわからないだろうなと思うことが画面に出てきて孫達に聞かれたらどう説明しようかなと考えながら見ていましたがその都度少年Hのお父さんが映画の中でやさしく説明してくれるので子供や孫と一緒に見るのにはとても良い映画だと思いました。
特に空襲の場面ではああ~!あんな中をお袋は僕を抱いて逃げ回ったのだなとまるで僕が思い出したように見ていました。1歳になる前の僕が覚えているわけは無いのですが。
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